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自動でマウスを動かしてテレワーク中の離席を防ぐ【Power Automate】

今回はPower Automate Desktopを使って自動でマウスを動かすフローを作ってみました。
自動でマウスを動かせればテレワーク中の離席を防ぐことができます!

全体フロー

今回は何分間マウスを動かすかを指定し、その時間が来るまでマウスをループで動かすフローにしました。
それではフローを1つずつ解説していきます。

現在の日時を取得

まずは事前準備として現在の日時を取得します。

何分後までマウスを動かすか指定する

次に何分後までマウスを動かすかを指定します。
指定の方法は入力ダイアログを使うのが一番シンプルでしょう。

次に現在の日時に入力した時間を加算し、何時までフローを動かすか指定します。

ここまで作成して一度実行してみましょう。
入力ダイアログで「1」と入力すると、現在の日時から1分後の日時が変数に格納されていることが分かると思います。

ループの設定

今回は指定した時刻になるまで処理し続けるという条件でループを設定します。

さてこのままでは %CurrentDateTime% に格納されているのは一番最初に取得した日時なので、処理し続ける度に現在の日時を取得するようにしたいと思います。
ループ処理の一番最初に再度「現在の日時を取得する」アクションを設定します。

マウスを動かす

いよいよマウスを動かします。
マウスを動かすには「マウスの移動」アクションを指定し、どこに移動させるかを座標で指定します。

座標を変えてもう1つ「マウスの移動」アクションを設定します。

実際の動き

これで完成です!
実際にフローを動かしてみましょう。

これを動かしておけばテレワーク中でもサボり放題です。