ブラシが回らない事象
私が家で愛用していたのはパナソニックのこちらのコードレス掃除機、MC-30BJです。
2019年10月に発売されたものですが、既に生産は終了してしまっているようです。
他のパナソニック製掃除機をお使いの場合でもブラシの構造はほとんど同じかと思いますので、是非参考にしてみてください。

さて今回の事象ですが、掃除機をかける際にブラシ部分が回らなくなってしまい、ゴミを吸い取れなくなりました。

説明書にはブラシが回転しなくなった時の対処法として、ブラシにからまった髪の毛を取るなどの説明がありますが、試してみても一向に改善する気配がありません。
新品で使い始めてからまだ3年なので故障にしては少し早すぎです。
なんとか自分で修理できないかと思い、ノズルを分解してみることにしました。
ノズルの分解方法
ご紹介する方法は取扱説明書には記載がないノズルの分解を行います。
作業については自己責任でお願いします。
ノズルを分解するにあたってプラスドライバーと六角レンチが必要になります。
3つのネジはプラスドライバーで簡単に外せますが、1箇所だけネジ穴が異なるネジが付いています。
特殊なドライバーが必要なのかと焦りましたが、サイズの合う六角レンチで簡単に外すことができました。


MC-30BJの場合は、3mmの六角レンチで外せました。
掃除機の型番によってサイズが違う可能性が高いので六角レンチのセットを購入しておくと何かと便利です。

ノズルのカバーを開けると中はこんな状態!
見るからに埃が溜まっていますが、開けた直後は細かいゴミが飛び散ってさらに酷い状態でした…

そして今回お手入れが必要なのはこちらのモーターです。

回転軸の部分に髪の毛がたくさん絡まっています。
手だけではなかなか髪の毛が取れないので、爪楊枝やカッターなど細いもので髪の毛を取り除きましょう。
カッターで根元から切るようにして取り除くのがおすすめです。
最後にせっかく分解したので全体的に内部のゴミや汚れをティッシュで拭き取りましょう。
水分の含むウェットティッシュなどはNGです。
ブラシが回転するか確認
モーターのお手入れが終わったらカバーを元に戻し動作確認。
すると、しっかりブラシが動くようになりました!
これでダメなら買い替えようかと思っていたので一安心です。
あとで調べてみるとパナソニックの掃除機には結構多い事象みたいです。
最後にあらためてになりますが、分解などの作業については自己責任でお願いします。