男性不妊

【男性不妊】精索静脈瘤手術の体験談と精液検査の改善結果

たか
たか
こちらの記事では、私が実際に精索静脈瘤の手術を受けた体験談をご紹介します。

病院選び

初めての精液検査で男性不妊であることが分かり、妻と相談して男性不妊の専門医に診てもらおうということになりました。
その時のきっかけや気持ちについては別の記事でご紹介していますので、よろしければご覧ください。

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病院を選ぶにあたって重視したのは通いやすさです。
仕事柄、頻繁に平日休むことは避けたかったので、土日も診察を行っている恵比寿つじクリニックを選ぶことにしました。
実はもっと近くに精索静脈瘤の手術を行っている病院はあったのですが、土日の限られた時間でしか診療を行っておらず、また予約も取りにくいとの口コミがあったので、その病院は選びませんでした。
当時は精索静脈瘤についての知識もなかったので私は通いやすさを重視しましたが、病院を選ぶ上では他にも重要なポイントがあります。
別の記事でご紹介しているので、是非病院選びの参考にしてください。

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精液検査

診療には予約が必要なのでクリニックに電話で予約し、まずは精液検査を受けてみることになりました。

たか
たか
ちなみに土日はなかなか予約が空いておらず、予約が取れたのは約1ヶ月後でした。

当日は簡単な問診を受けてから採精室で精液を紙コップに採取します。
採精室は完全個室でリラックスできるスペースになっているので、落ち着いて採精することができます。
結果が出るまでには1時間程度かかりますが、それまでは外出することも可能です。

さて、1時間後に精液検査の結果が出て先生から診察を受けました。
結果はやはり最低基準値に達していない項目が多く、自然妊娠するには治療を必要とするレベルでした。
その時の検査結果が以下になります。(一部のみ)

検査項目 検査結果 参考基準値
精子数 8,600万個 3,900万個
精子濃度 1,200万/ml 1,500万/ml
精子運動率 30% 32%
正常形態率 12% 4%

その時に精索静脈瘤の説明を受け、次回さらに詳しい検査をしてみましょうということになりました。

超音波検査

2回目の検査では精液検査に加えて超音波検査を行い、さらに詳しい原因を探ります。
この超音波検査がお尻の穴から検査機器を入れるので少し嫌な気分になります。痛いという感覚ではないですが、とにかく嫌な感覚です…
ドップラー法という手法で超音波検査を行うと、血流が赤と青に色づけされ、血液が逆流しているということが分かります。

つまり、お腹から逆流した温かい血液が精巣の温度を上昇させ、造精機能に悪影響を与えているということになります。
私の場合は程度の重い精索静脈瘤だったようで、両側にこの精索静脈瘤があるという状態でした。
これであれば精索静脈瘤手術で改善が見られるだろうということで、2回目の診察で早くも手術を行うことになりました。

たか
たか
私は手術の意志が固かったので、その場で日程も決めてしまいましたが、もちろん家に帰ってパートナーと相談することも可能ですよ

術前検査

手術日の1ヶ月前~2週間前を目処に術前検査を行います。
私の場合は血液検査を行い、手術を行っても問題ないことを確認しました。

たか
たか
何かの抗原について陰性であることを確認しましたが、詳細は覚えていないので控えさせていただきます。

手術当日

手術当日は10時に病院に到着しました。当日も食事などは通常どおりで問題ありません。

手術前にはバリカンで陰毛を剃ります。
病院によっては自宅で剃るように指示されることもあるようですが、恵比寿つじクリニックでは看護師さんが剃毛します。

そして点滴を打っていよいよ手術開始です。両側のうち左側から手術を行いました。
まずは麻酔注射を打ちますが、これがとにかく痛い。間違いなく麻酔が一番痛かったです。
局所麻酔なので麻酔が効いてきた感覚はよく分かりません。
少し焦げ臭いなと思ったら電気メスで執刀が始まっていました(汗)
身体を起こせば手術箇所も見えたでしょうが、私は見る勇気がなかったので横になって手術が終わるのを待ちました。

しかし、どうも私は麻酔の効きが悪かったらしく、手術中に痛みを感じてしまいましたが、何回か麻酔を打ってもらい痛みは無くなりました。
痛みは感じなくなりましたが、引っ張られるような感覚があり、それが普段感じたことのないような気持ち悪い感覚でした。

たか
たか
1時間程で左側の手術が終了し、そのまま右側の手術を行います。
左右で特に何かが異なるということはありませんが、やはり麻酔が痛くて嫌でしたね。

そして無事に縫合まで手術が完了しました!
30分程ベッドで様子を見て問題がなければ今後の説明を受けて3時間程で帰宅となりました。

手術後の痛み

手術が終わった直後はまだ麻酔が効いているので痛みはありませんでしたが、時間が経つに連れて徐々に痛くなってきました。
薬は痛み止めとして飲み薬と座薬が用意されています。
飲み薬の効果が切れると痛くなるという状態が5日間ぐらい続きましたが、座薬を使うほどの強い痛みではなかったので、私は座薬は使いませんでした。
手術から1週間も経てば痛みはなくなりましたが、手術箇所に圧力がかかるとまだ痛みました。
普段からうつ伏せで寝ることが多かったのですが、うつ伏せで寝ると痛かったので、しばらくは仰向けで寝るようにしていました。

手術後の注意事項

手術当日はシャワーと飲酒が禁止され、翌日に病院で消毒を行い、その日からシャワーが許可されます。
さらに手術から1週間後に抜糸を行い、湯船に入ることが許可されます。
手術からしばらくは温泉旅行などの予定を入れないようにご注意ください!
湯船に入ることが許されても陰毛がまだ生え揃っていない状態だと思うので、公衆浴場などでは少し恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。

経過観察

手術後は1ヶ月おきに計3回精液検査を行いました。
早速ですが、その3回の結果が以下になります。

検査項目 手術前 1ヶ月後 2ヶ月後 3ヶ月後
精子数 8,600万個 1億1,500万個 1億1,600万個 1億6,300万個
精子濃度 1,200万/ml 2,300万/ml 1,900万/ml 3,400万/ml
精子運動率 30% 29% 37% 37%
正常形態率 12% 6% 10% 11%

精子数と精子濃度は3ヶ月経過して改善されましたが、運動率と正常形態率はそこまで変化が見られませんでした。
どちらも基準値はクリアしていますが、自然妊娠を目指すには運動率はもっと改善されてほしいところです…

手術後の改善具合はかなり個人差があるようで、1ヶ月で改善がみられる人もいれば、半年~1年でやっと改善がみられたという方もいるようです。
新しい精子形成に約3ヶ月かかると言われているので、あまり焦らずに最低3ヶ月は見たほうがいいでしょう。

手術を行っても改善しない方が3割いると言われており、全く改善されなかったらどうしようという不安はありましたが、少しでも改善されてひとまず安心しました。

薬について

手術から3ヶ月経過後は薬と漢方を飲みながら自然妊娠を試みることになりました。
漢方は普通に購入することができるのでご紹介します。
病院からは補中益気湯という漢方を処方されました。
漢方で有名なツムラを始め、多くの漢方メーカーから販売されております。

補中益気湯は、男性不妊の治療においてよく使われる漢方のようですね。
正直どれぐらいの効果があるかは分かりませんが、医師からも信頼される漢方ということで期待してみましょう。
サプリメントの代用として飲むのもいいかもしれません。

たか
たか
これで自然妊娠できなければ、人工授精などを検討することになると思います。
このあとのことはまだ分かりませんが、どうか経過をお見守りください!