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【Power Automate Desktop】「数値の切り捨て」の使い方

こちらの記事では、「数値の切り捨て」アクションの使い方をご紹介します。

どんな時に使うアクション?

文字通り、数値の小数点以下を切り捨てるアクションです。
さらに数値の整数部分または小数部分を取得したり、桁数を指定して数値を四捨五入することも可能です。

例えば、1.5という数値の整数部分を取得すると、整数部分の「1」を取得することができます。

小数を含む値を扱わない場合は、使う機会がないアクションです。
数値を四捨五入したい場合に、このアクションを思い出してみてください。

使い方

パラメーター 受入 説明
切り捨てる数値 数値 対象となる数値を選択します。
「切り捨てる」となっていますが、四捨五入で切り上げられる可能性もあります。
操作 整数部分を取得 数値が1.5の場合、「1」を取得します。
小数部分を取得 数値が1.5の場合、「0.5」を取得します。
数値の四捨五入 数値が1.55で、小数点1位以下を四捨五入する場合、「1.6」を取得します。
小数点以下の桁数 数値 指定された数値を切り上げる小数点以下の桁数を指定します。結果に整数を返すには、0を入力します。

生成される変数

変数名 説明
TruncatedValue 数値 切り捨てまたは切り上げられた数値