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【Power Automate Desktop】「変数の設定」の使い方

こちらの記事では、「変数の設定」アクションの使い方をご紹介します。

どんな時に使うアクション?

新規や既存の変数に値を設定する、新しい変数を作成する、または以前作成した変数を上書きすることができるアクションです。

変数は、Power Automate Desktopを使う上で必須の考え方になります。
当然、使う機会も多いアクションなので、絶対に覚えておきましょう。

使い方

パラメーター 受入 説明
すべて 変数に割り当てる値を指定します。

設定する変数の型によって入力方法が異なります。

テキスト値

文字列を入力すると、テキスト値の変数を作成することができます。

数値

数値を入力すると、数値の変数を作成することができます。

数値をテキスト値として作成する場合は、数値をシングルクォーテーションで囲む必要があります。

また、数値に数式を指定したい場合は、数式を%で囲む必要があります。

ブール値

上記で紹介した数式を使ってブール値を設定することも可能です。
ただし、わざわざ変数にブール値を設定する機会はほとんど無いと思うので、個人的に覚える必要は無いと思います。

リスト

リストを作成するには、リストに設定したいデータを%[ ]%で囲みます。
複数行のリストを作成する場合はカンマで区切ってください。

テキスト値にする場合は、上記で紹介したようにシングルクォーテーションで囲む必要があります。

データテーブル

データテーブルを作成するには、データを%{[ ],[ ]}%で囲みます。
複数のリストを{ }で囲んであげるイメージです。

以上が「変数の設定」アクションで設定できる変数になります。
尚、リストとデータテーブルに関しては他のアクションで簡単に作ることもできるので、それはまた別の記事でご紹介したいと思います。